
気管支喘息
日本アレルギー学会 喘息予防・管理ガイドライン2009に沿って、ステロイド吸入薬やβ刺激薬の吸入、テオフィリン徐放製剤、ロイコトリエン受容体拮抗薬といった気管支喘息に標準的に用いられる薬剤を段階的に使用します。ピークフローの記録も、行います。小児の場合には、喘息発作を起こしていても、ご両親が普通の咳と区別がつかないことがあります。この場合には、聴診器の購入をお勧めしております。喘息の発作かどうか、聴き方をご説明いたします。
喫煙されている方は、まず、禁煙することがとても大切です。禁煙外来を受診していただくことをお勧めしております。チャンピックスという禁煙薬を使用すると、苦しむことなく禁煙が達成できます。
最近の 薬剤は、発作の頻度や重症度を抑えるのに大変効果があります。しかし、根底にあるアレルギー体質そのものを改善する方法ではありません。そこで、ご理解を得られる方には、「アレルギー疾患」の項目にも記載した方法で、特定のワクチンを用いて体質改善を図っていきます。非特異的IgEが高値である場合や特異的IgE抗体が陽性のアトピー性の気管支喘息の方には、特に有効です。体質改善により、これまでの吸入薬などの薬剤の必要量が大幅に低下する方も少なくありません。また、発作のない時期でも、なんとなく苦しそうな暗い表情のある気管支喘息の方も、多くいらっしゃいますが、これも、体質改善により、明らかな表情の改善がみられるようになります。
☆ 使用する個々のワクチンは、それぞれの適応となっている対象の感染症を予防することが第一義的な目的です。アレルギーが起きにくい体質をめざすことは、あくまでも、副次的な目的となります。
☆ 発病以来、「最近20年間の中で、一番呼吸が楽に過ごせるようになった」とおっしゃられた方もいらっしゃいます。
|
|||
