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すずひろクリニック さいたま市 いぼ 水いぼ

いぼ(尋常性疣贅)と水いぼ(伝染性軟属腫)

 痛みの少ない冷凍凝固療法を行っています。大きさや広がりに応じて、いぼに直接触れる冷凍端子の種類や形状を適切に選んでおります。
 
いぼ(尋常性疣贅)
 尋常性疣贅(いぼ)は、御自分で、ただ物理的にカッターナイフなどで削るだけだと、一層、大きくなったり、まわりに広がったりします。必ず、冷凍凝固などの方法を併用する必要があります。また、毛細血管がいぼの本体に入っていて、出血しやすいのも特徴の一つです。尋常性疣贅は、免疫抑制薬を服用している方に多く認められます。また、ご高齢の方の顔面に小さな角のような形で生えている場合もあります。この場合、ご本人は、案外苦痛に感じていない場合も少なくありません。これを触って、ご自身の他の部位やお孫さんなどに感染を広げることもあります。いぼの存在に気づいた御家族の方は、受診をご本人に勧めて下さい。
 
尋常性疣贅と伝染性軟属腫とも、大きさや広がった個数にもよりますが、週1回の間隔で治療を行い、数回の通院で治癒することを目指します。

 大きく広がって治療に抵抗する尋常性疣贅(いぼ)は、抗がん剤の軟こうを使用することもあります。

いぼが扁平な形にひろがっている場合には、飲み薬を併用するなどの工夫が必要になります。陰部(外性器と肛門周囲)の尖圭コンジローマには、ベセルナクリームを処方いたします。

水いぼ(伝染性軟属腫)
 
 冷凍凝固療法は、水いぼに対して、ピンセットでつまみ取るよりも苦痛が少ない方法です。ピンセットを用いた治療は、痛いので嫌がるけれども、「この方法なら大丈夫」といってくれるお子様がほとんどです。通常、無麻酔で行っています。どうしても痛みが苦手のお子様の場合には、麻酔テープ(自費です)をあらかじめ貼ったあとに、処置を行います。水いぼは、通常、10歳以上になるとみられなくなるのが普通です。免疫が成立して、自然に脱落するためです。感染しても、無治療でも、1-2年以内に自然消退します。それまでの間は、増えたり、人にうつしてしまうことも少なくありません。不用意にひっかくと、広がってしまいます。中のウイルスの入った汁がまき散らされて、皮膚がただれたようになることもあります
 
 伝染性軟属腫に対して、サリチル酸ワセリン軟膏+イオウ入りの保湿剤が有効です(当院で処方いたします)。(冷凍凝固と併用すると、より効果的です。)痛みに敏感なお子様には、サリチル酸ワセリン軟膏+イオウ入りの保湿剤だけで治療する場合もあります。まず、綿棒でサリチル酸ワセリン軟膏を1週間〜2週間程度水いぼにつけます。これにより、水いぼの殻が柔らかくなります。そのあと、綿棒でイオウ入りの保湿剤をつけます。さらに、つまようじのとがっていない方の端で、押し当てるようにすると、簡単につぶれます。内容物にイオウが触れると、ウイルスを不活化できます。ご家庭でこのようにイオウ入りの保湿剤を塗っていただきますと、水いぼが2週間〜1カ月程度で消失します。大き目のみずいぼは、スピール膏も有効です。痛みなく、みずいぼをとることができます。

☆ サリチル酸ワセリン軟膏+イオウ入りの保湿剤を使用したホームケアは、細かいことが得意なお母さんに向いています。中には、大ざっぱなお母さんもおられ、このような方は、数回軽くつけただけで、「効かない」と断定されることもあります。つける人の器用さ、細かさ、熱心さが、そのまま治療効果に反映します。大ざっぱなお母さんには、残念ながら向いておりません。この場合は、冷凍凝固をお勧めします。

 直径1mm以下の水いぼが30個以上多発する場合は、アトピー性皮膚炎がベースにあることが少なくありません。皮膚のバリア機能が落ちているため、小さめの水いぼが多発します。この場合、水いぼの治療とともに、アトピー性皮膚炎の項にも記載したような体質改善を併用するのが効果的です。さいたま市は、子育て支援制度があるため、小児に対する保険診療の自己負担分はありません。しかし、当院の体質改善は、保険外のため自費です。このため、保険外診療のお話をさせていただくと途端にしり込みされる親御さんも少なくありません。アトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患がある場合、小児期のうちから、体質改善をしておくことは、非常に大切です。長い目でみると費用対効果は、非常に大きいと考えられます。
 
 水いぼは、細菌の2次感染も生じやすい疾患です。高濃度電解次亜塩素酸水(当院の販売名 「Dr.ウーター」)を、患部にスプレーすると患部の殺菌とウイルス不活化を図ることができます。特に、患児本人がひっかいてしまった水いぼ周囲のスキンケアに役にたちます。まったくしみないので、苦痛がありません。スイミングスクールに通っているお子さんは、肌と肌の触れ合いによって、感染する頻度が高くなります。また、アトピー性皮膚炎があると、皮膚のバリア機能が低下しているため、水いぼが広がりやすくなります。
 


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